あと一週間で10月って日曜日の夕方
暑さが和らぎ鈴虫さんの鳴き声も聞こえると
自然と心が優しくなるね
誰かの幸せが自分の幸せだと感じることが飲食店の根本です
喜んでほしいという気持ち
笑顔になって欲しいという想い
それを具体化するのは
思いやりという名の想像力
僕は思いやりって多用な在り方を認めることだと思ってる
でも世の中が言う多様性って、道端に倒れてるオッサンを見てみぬフリするこの国の無関心と紙一重
「あーあなたはそうなのね、素晴らしいわ、世界は多様だからね、そう、良いと思うわ、あなたらしく生きなさい。その代わりあたしも勝手にするからあたしのことは放っておいてね」
みたいな
多様を認めるってことは、自分が見てる景色を360度から俯瞰するのと一緒で、自分の見えていない裏側の景色もイメージして可視化すること
そもそも裏側はどうなってんだ
真上からみたらどうなんだよあんた
未知なるものへの興味関心、知ることへの
原初的衝動
いつから、こんなに無関心な世の中に
なってしまったのかな
多様な思考、多様な嗜好に対応できちゃう街、東京
だから皆、試行停止、選択すれば良いだけ
試す、チャレンジ、やってみる、行ってみる
至高への道はまさに試行錯誤な訳で
縦割りのランキングとSNSはうっちゃって
目の前の二度とない今に感謝を込めて眺めたら
昨日とは違う、多様で素晴らしい毎日がある
ご来店されたお客様がお店のドアを開けるまでの物語を思う想像力、期待されている何かを捉える心眼は毎日のやりとりの中でしか養えないもの
一枚のピッツァの前にヒエラルキーがないように
あらゆる多用なお客様を笑顔にする秘訣は、
イマジネーションと経験
圧倒的な想像力でもって思いやること
自分の経験しかベースにできないなら、沢山弦をきって、血を流したら良い、悔しさと怒りは忘れちゃいけないよ
多様な食材を一枚のピッツァに表現する職人の技もまた食材と生産者への思いやりと、創造力と経験でしかないのだから
この世界は愛されてるって気持ちで回ってるから
大好きだって伝えよう
お前が必要だと目を見て話そう
大切なんだと丁寧に言葉にしてみよう
そこから今日を始めてみるのは素敵なことだから
静かなる暴走
好きなこと
好きな人のために
大好きなことしながら
おおつぼ
真っすぐ生きてきれいに死ぬ
愛するものを愛し続け
出来たら途中でたくさん
笑える場面があればよい
出来たら途中でたくさん
感動できたらなおさらいいぜ
~「Beautiful Death」~
浅井健一&The Interchange Kills